FXの移り変わり
本で見た話です。もう今は辞めてしまっているFX業者の話ですが、ある企業のなかにFX部門を作っている形で、担当者もわずか数人という状態でした。
リーマンショック以前、今に比べたらまだ日本もここまで不景気ではなかった時のことです。FXで稼ぐのは今よりもまだ簡単で、単純な方法でどんどん稼げるという時代でした。今から思えばウソのように儲けることができたようで、FX関連の本を出している人の中には、この時期に大きく稼ぐことができた実績から有名になることができ本も出せたという人も多いようです。
そんな時代の流れに乗るかのようにして、企業のなかの一部門として、見切り発車的にスタートしたFX部門でしたが、やはりリーマンショック後は上手くいかず辞めてしまいました。私が本で見たのは一社だけでしたが、他にも同じように、時代の流れに乗ろうとFX業者として名乗りを上げては消えていった例はいくつかあるのではないでしょうか。
その頃に比べると、今生き残っているFX業者も、いかに利益を上げるかという点で苦労しているようです。しかもレバレッジ規制の影響で、FXを止めてしまう人や、取引の規模を小さくしてしまう人も多く、それが経営の難しさに拍車をかけています。多くの取引をしてもらわないと、業者は利益を得ることができないからです。
一般の人々もFXができるようになったのはそれほど昔の話ではありません。つまりFX業者もいわば試行錯誤の中で営業を続けているわけで、これからも変化は続いていくのではないでしょうか。